ゼロクラウンを深掘り!どんな車?何年式なの?お答えします!【笠懸50号店】
みなさまこんにちは!
ショールームスタッフの桑原です!
いつも笠懸50号店のブログをご覧いただき
誠にありがとうございます!
本日は、
「ゼロクラウン」
について深掘り致します!
突然ですが、みなさまは
「ゼロクラウン」という言葉を
聞いたことはございますか?
聞いたことはあるけど
どの型式のクラウンなの?
どんなクラウンなの?
とお考えの方も多いのではないでしょうか?
本日はその疑問にお答えします!✊
まず、「ゼロクラウン」とは
2003年に発売された
12代目のクラウンの愛称です。
「ゼロクラ」とも呼ばれています。
なぜこの車種がゼロクラウンと
呼ばれているかというと、
キャッチコピーの
「ZERO CROWN
~かつてゴールだったクルマが、
いまスタートになる~」
から取ったといわれています。
また、この12代目では
クラウンのデザインの方向性が変わっただけでなく、
プラットフォームやエンジンなどの
主要な部品群も大きく刷新されました。
ですので、
キャッチコピーにもあるように、
まさに新世代のクラウンとして
全てをゼロからスタートさせた1台と言えます。
そんな意味も込められた
「ゼロクラウン」なのです。
では、
ゼロから開発された12代目クラウンは
どのような車なのでしょうか?
【ボディサイズ】
全長×全幅×全高
4840×1780×1470-1485mm
ホイールベース
2850mm
車両重量
1550 – 1670kg
乗車定員
5人
【デザイン】
1990年代のセダンのイメージは
直線を多用した角張ったデザインのものが主流でした。
しかし2000年に近づくにつれ、
スポーティセダンの人気が高くなっていき、
クラウンも11代目のクラウンアスリートに人気が出ました。
それを受け、12代目のゼロクラウンは
スポーティ4ドアセダンとしてデザインされ、
流れるような流麗なボディや
切れ長なヘッドライトなど
一目でかっこいい!
と感じさせるデザインとなりました。
とはいえ、
クラウンとしての高級感は失われておらず、
スポーティさとラグジュアリーさを併せ持つ、
”クラウンらしい”デザインが生み出されたのです。
このデザインの方向性は
これ以降のクラウンにも受け継がれています。
【インテリア】
ゼロクラウンはインテリアの質感も大幅に高められ、
高級感と上質感が一体化した
とても評価の高いデザインとなりました。
シートとセンターパネルにはレザーがあしらわれ、
ステアリングやインパネにはふんだんにウッドを採用。
ダッシュボード周りはすっきりとまとまり、
機能性も高まりました。
また、シートの質感も非常に高くなり、
スポーティな走行性能に合わせた
ホールド性の高いシートとなっています。
スポーティな印象のエクステリアとは対照的に、
クラウンとしての高級感を感じられるインテリアです。
【プラットフォーム】
車の骨格ともいえる
プラットフォームも大幅な変更を受け、
新開発された「Nプラットフォーム」
が採用されました。
このプラットフォームは
それまでのプラットフォームよりも
走行性能を高める方向に設計されており、
より早く、より安定した走行が可能となりました。
これ以降のクラウンをはじめとして、
マークⅩやレクサスなどの
FRセダンにも採用されました。
【エンジン】
それまでのクラウンには
直列6気筒エンジンが搭載されていましたが、
ゼロクラウン以降はV6エンジンが
搭載されるようになりました。
直列6気筒エンジンは
エンジン自体の回転バランスが良く、
音も静かな反面、
エンジン自体が長く、
重量や衝突安全性の面で問題がありました。
ゼロクラウンから搭載された
新開発のV型6気筒GRエンジンは、
エンジンの全長が直列6気筒エンジンに比べ
約半分まで短くなり、
車の前面衝突時の安全性が大幅に向上。
また、重量も低減したことで、
動力性能が向上し、走りに磨きがかかりました。
スポーツ感を感じるとともに、
より環境に優しく、
静寂性の高いエンジンとなりました。
いかがでしたか?
原点に立ち返り、
ゼロから開発し直したゼロクラウン。
その後に開発された車にも採用されたエンジンや
現行のクラウンにも引き継がれているデザインの方向性など、
このゼロクラウンからスタートした技術が多くありましたね!
冒頭でも申し上げましたが、まさに、
「かつてゴールだったクルマが、いまスタートになる」
というキャッチコピーの通りでした!
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