【トヨタ・クラウン】車名の由来と歴代のキャッチコピーをご紹介いたします!【笠懸50号店】
みなさまこんにちは!
ショールームスタッフの桑原です!
いつも笠懸50号店のブログをご覧いただき
誠にありがとうございます!
本日は、
クラウンの車名の由来と
歴代のキャッチコピー
のご紹介です!
今や、国産車の高級セダンといえば、
クラウン!とすぐに名前が挙がるほど、
圧倒的な知名度と人気を誇るトヨタのクラウン。
クラウンはトヨタを代表するシリーズで、
初代誕生の1955年から現代まで、
15代にも続く長い歴史のある車です。
「いつかはクラウン」
という有名なキャッチコピーの通り、
多くの人々に高級セダンとして抜群の知名度を誇り、
クラウンが日本の自動車業界に与えた影響は
とても大きいと言われています。
そんな日本が誇る高級車のクラウンですが、
「クラウン」
という車名の由来をご存知ですか?
また、車ごとに
キャッチコピーがあるのはご存知ですか?
CMや広告などで目にするキャッチコピーですが、
みなさまはいくつ覚えていらっしゃるでしょうか?
こちらのブログでご紹介いたします。
まず初めに、
クラウンの車名の由来です!
クラウンとは英語で「王冠」を意味し、
「国産車を常にリードし続ける王座の印」
という意味が込められています。
名前の通り、
初代が誕生した1955年から
現代に至るまでの67年の間、
常に時代のトップを走り続けてきました。
時代の先を行き、
常に新しい時代のスタンダードを作る車として、
クラウンにはその時代が求める車像が搭載されています。
と、いうことは…!
歴代クラウンを見れば、
当時の時代背景ががわかるかも?!
ここからは、
キャッチコピーと併せて
歴代クラウンをご紹介いたします。
1955年
初代「トヨペット・クラウン」
軽快・堅牢なシャシー広くて快適な車室
初期のクラウンのブランド名は
トヨタではなく「トヨペット」でした。
トヨペットは当時のトヨタが
小型車ジャンル向けに使っていたブランド名で、
トヨペットは一般公募から決定されました。
当時の日本は、
海外の協力を得ながら車を生産していました。
しかし、トヨタは独自の技術だけで
純国産乗用車を作ることにこだわり、
トヨタ・クラウンを完成させました。
特徴的な観音開きドアから
「観音クラウン」という愛称で呼ばれています。
1962年
2代目 「トヨペット・クラウン」
クラウンによせられる信頼
初代発表から7年、売り上げも好調でしたが
基本設計の古さが目につき、フルモデルチェンジ。
丸いテールレンズの下に
涙のようにバックランプが備わっていたため、
「涙テール」という愛称で呼ばれています。
トレードマークのフロントグリルに輝く
「王冠エンブレム」は
こちらの2代目クラウンから採用されました。
1967年
3代目「トヨペット・クラウン」
白いクラウン
“いざなぎ景気”と呼ばれた好景気に沸く日本でしたが
まだまだこの時期はクルマは高根の花。
クラウンのような高級車はなおさら、
黒いボディの法人利用が多かったのです。
よって、一般ユーザーの取り込みも狙い、
法人利用の黒いボディに対し
「白いクラウンは幸せなハイライフの象徴」
と謳うことで、洗練された高級感を喚起させ、
一般ユーザーの需要を加速させました。
1971年
4代目「クラウン」
エレガンツ・クラウン誕生。
4代目から車名が「トヨペット・クラウン」から
「トヨタ・クラウン」へ変更されます。
円は変動相場制へ移行。
世相的にも本当の美しさや豊かさを
模索し始めたのがこの時期でした。
クラウンもそうした影響を受けたのか、
美しい丸みを帯びた「スピンドル・シェイプ」を採用。
その形から「クジラ」という愛称で呼ばれています。
1974年
5代目「クラウン」
美しい日本のクラウン。
この5代目から”日本の高級車”というイメージが確立。
重厚さをテーマに、
高級感と安定感を強調したデザインです。
オイルショックの混乱が続く中でも、
美しさを追求したクラウン。
最上級グレードとして新たに
「ロイヤルサルーン*1」が追加されました。
*1「ロイヤル」は「国王の」「王室の」という意味。
「サルーン」は「大広間」「広い客間」の意味。
1979年
6代目「クラウン」
日本の薫り。
日本経済が立ち直りつつあったこの時期、
「新時代を開く伝統の最高級車」をテーマに誕生。
トヨタ初となるターボエンジンの採用や
電動ガラスサンルーフやパワーシート、
オートエアコンなどの電子制御化が
進んだ事で注目を集めます。
定番のツートンカラーを採用したのも
6代目クラウンが最初です。
また、フロントマスクのデザインが
鬼の顔のように見えるという理由で、
「鬼クラウン」の愛称が付けられました。
1983年
7代目「クラウン」
いつかはクラウン。
現在でも有名な「いつかはクラウン」
のキャッチコピーで一世を風靡。
多くの日本企業が海外でも競えるほどの
力を身に付け始めていた頃、
7代目クラウンは日本初となる
スーパーチャージャーを搭載。
スポーティグレード「アスリート*2」も
7代目の特別仕様として初めて登場しました。
*2「アスリート」は、英語の「競技者」の意味。
1987年
8代目「クラウン」
満たされて、新しいクラウン。
バブル景気に沸く時代に大ヒットしたのが、
8代目クラウンです。
電子制御エアサスペンションや
エレクトロマルチビジョンなど、
最先端のハイテク装備を意欲的に導入。
また、3ナンバー専用ボディにV8エンジンを搭載する、
後のセルシオへと繋がるモデルも発表され
「クラウンを超えるのはクラウンしかいない」
とも言われました。
1991年
9代目「クラウン」
すべては、クラウン。
バブルが崩壊し、世界情勢も不安定だった年にも
クラウンは信念を持って開発を進め、
トップモデルに「マジェスタ*3」を新たに追加。
クラウン史上初めてモノコック構造*4を採用し、
高級輸入車が増えつつある中、
確固たるクラウンらしさを見せつけました。
*3「マジェスタ」は英語で「威厳」「尊厳」
という意味の「MAJESTY」をもとに作った言葉。
*4フレームを持たないフレームレス構造のこと。
軽量で高剛性に優れている。
1995年
10代目「クラウン」
美しく、走る。日本のクラウン。
人々の心が痛む出来事が続いた年。
時代が求める車を追求すべく
新技術により環境性能と安全性を強化。
フルモノコックボディを全車標準にし、
剛性や安全性も飛躍的に向上。
今では当たり前となっている
ブレーキアシストや前席エアバック標準装備などの
安全装備も10代目から搭載されました。
現在のクラウン、およびトヨタ車全般の原型
と言えるモデルです。
1999年
11代目「クラウン」
21世紀へ。このクラウンで行く。
11代目クラウンは、20世紀最後に発表されました。
若い世代を意識し「アスリート・シリーズ」が復活。
新世紀を迎えた2001年には
マイルドハイブリッドシステムを世界で初めて搭載し、
環境への配慮においても高く評価されました。
2003年
12代目「クラウン」
ZERO CROWN
21世紀に入り、3年が経った頃、
時代の変化とともに、
クラウンの若い世代からの支持は薄れていました。
そこで12代目クラウンはデザインを一新、
原点に立ち返り、ゼロからクラウンを作りました。
その想いが「ZERO CROWN」に込められています。
ゼロクラウンから「ゼロクラ」という愛称で呼ばれています。
2008年
13代目「クラウン」
超えてゆく、ブランド。
都心の地下鉄開業や、日本人のノーベル賞の受賞など
新事業や新たな開発・発見により盛り上がっていた時期。
13代目クラウンからも
新たにハイブリッドモデルが導入されました。
先代で好評だった軽快なイメージはそのままに、
よりシャープさを強調したデザインになり、
先代のクラウンを超えてゆく、
さらに上級なセダンへと進化。
世界初採用の最先端技術も取り入れ
安全性も飛躍的に向上しました。
2012年
14代目「クラウン」
新たなる革新への挑戦
原点回帰と革新をテーマに生まれ変わった14代目クラウン。
より大胆に、強い個性を打ち出した新しいデザインや
環境への配慮と爽快な走りを両立させた
ハイブリッドシステムの追加など、
ダイナミックな飛躍を遂げました。
特別仕様車の「ピンク・クラウン」
が発売されたのもこの14代目です。
2018年
15代目「クラウン」
CROWN BEYOND
15代目は現行のモデルになります。
上質さは残しつつ、スポーティなフォルムで、
2018年GOOD DESIGN AWARDを受賞。
走行性能の追求や車載通信機などによって
“つながるクルマ”を具体化しました。
さらに、安全装備にも最新技術を搭載し
コネクティッドカーの第一弾として、
まったく新しいクラウンとなりました。
いかがでしたか?
時代とともに、進化を遂げていくクラウン。
車名の由来から
キャッチコピーとともに
歴代クラウンをご紹介いたしました!
常にその時代の求める車を追求し、挑戦できるのは
トヨタの技術努力があった事はもちろん、
歴史が長く、信頼感のあるクラウン
だからこそなのだと感じました。
私も「いつかはクラウン」できたら嬉しいです…💓
歴代クラウンスペシャルサイト公開中
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