GRヤリスが一部改良!特別仕様車も登場!どこが変わった?改良ポイントから購入方法までご紹介します
みなさんこんにちは。
群馬トヨタ公式ブログです。
今回のブログでは
本日2024年3月21日に発表された
GRヤリスの一部改良と特別仕様車について
ご紹介いたします。
GRヤリスとは
国内外の様々なモータースポーツへの挑戦をしている
TOYOTA GAZOO Racingが企画・開発している
トヨタのスポーツカーブランド「GR」。
そのなかでもGRヤリスは
TGRのクルマづくりの象徴となるモデルで、
「トヨタのスポーツカーを取り戻したい」
という想いのもと2020年に誕生しました。
その後も様々なモータースポーツに参戦し、
「走る・壊れる・直す・そして強くなる」を繰り返し
極限の世界でアップデートを続け、
進化し続けています。
GRヤリスの開発では
マスタードライバーモリゾウをはじめ
プロドライバー、テストドライバーの
感覚と言葉に耳を傾け
「ドライバーファースト」
のクルマづくりを徹底しました。
車両を限界まで追い込んでくれたドライバーへ
「壊してくれてありがとう」を合言葉に
パワーユニットやボディ、内外装に意見を反映し
車両性能を総合的に向上させました。
GRヤリス
RZ“High performance”のスペック
それではGRヤリスのスペックを確認しましょう。
排気量:1.618L 直列3気筒インタークーラーターボ
全長:3,995 mm
全幅:1,805 mm
全高:1,455 mm
ホイールベース:2,560 mm
トレッド:フロント1,535 mm / リヤ1,565 mm
トランスミッション:iMT(6速マニュアルトランスミッション)or GR-DAT(8速オートマチックトランスミッション)
駆動方式:スポーツ4WDシステム“GR-FOUR”電子制御多板クラッチ式4WD(3モード選択式)
GRヤリス一部改良の主なポイント
ここからは主な改良ポイントをご紹介していきます。
ポイント①走行性能
8速AT「GR-DAT」を新開発し、
より幅広いドライバーが
スポーツ走行を楽しめる仕様を追加設定
モータースポーツでの戦闘力向上を目指し、
最大出力/トルクを272ps/370N・mから
304ps/400N・mへアップし加速性能を向上
ポイント②室内空間
コックピットを
「高い運動性能を実現するための重要な要素」
として捉え、追求
操作パネルとディスプレイを
ドライバー側へ15度傾けて設置し
視認性と操作性を改善
12.3インチフルカラーTFTメーター(メーター照度コントロール付)を採用
(GRカローラを踏襲)
ポイント③エクステリア
<フロント>
■バンパーロアグリルに薄型・軽量化と強度を両立する
スチールメッシュを採用
■バンパーロアサイ ドには分割構造を新採用
(ラリー走行等でパーツが破損した際に交換修復が容易に)
■サイドロアグリルは開口部の大きい形状に変更し、冷却性能を確保
■バンパーサイドにアウトレットを設け、
サブラジエーター及びATFクーラーの熱を効果的に排出
<リヤ>
■リヤロアガーニッシュ下端に開口部を設置
(マフラーの熱を排出しつつ、
空気を抜くことにより空気抵抗を低減し、
操縦安定性も向上)
■一文字形状のテールランプへと意匠変更
■リヤフォグ/バックランプの位置を変更し、
リヤコンビネーションランプに集約
(競技での破損への対策と視認性の確保)
■ハイマウントストップランプと
リヤスポイラーを別体に
(リヤスポイラーのカスタマイズ性を向上)
ポイント④操縦安定性
■ボディとショックアブソーバーを締結する
ボルトの本数を1本から3本に変更
■ 現行モデルに対し、スポット打点を13%増加、
構造用接着材を+24%拡大させ、ボディ剛性向上
ポイント⑤冷却性能
冷却性能向上仕様をセットにした
「クリーニングパッケージ」を
新たにメーカーオプションにて設定
(サブラジエーター/クールエアインテーク/インタークーラースプレー等)
ポイント⑥ドライブモードセレクト
スポーツ走行と日常生活での
使い勝手を両立するため、
ドライブモードセレクトを新設定
(お客様の好みやモータースポーツの特性に合わせて
電動パワーステアリング、エアコン、パワートレーンの設定が可能)
[ECO/NOMAL/SPORT/CUSTOMモードはRZ"High performance"、RZに標準装備。ECO/NOMAL/SPORTモードはRCに標準装備]
ポイント⑦サーキットモード
GPSによる位置判定で、
車両がサーキット内にある事を自動判定
サーキットでモードONにすることで、
公道では味わえない非日常的躍動感を体感可能
■全国のサーキット34か所からサービスを開始(順次追加予定)
※サーキットモードは、T-Connectサービスの有料オプションです(国内仕様のみ)
ポイント⑧縦引きパーキングブレーキ
モータースポーツ参戦を考慮し、
ステアリングとの距離を近づけ角度を立てることで
引きやすさを向上し、素早い操作を可能
※RCのみメーカーオプション設定
ボディカラー
ボディカラーは全部で5色です。
・プレシャスメタル
・スーパーホワイトⅡ
・プラチナホワイトパールマイカ
・プレシャスブラックパール
・エモーショナルレッドⅡ
特別仕様車
また、一部改良に伴い、
2台の特別仕様車も発表されました!
RZ“High performance・Sébastien Ogier Edition”
(以下、オジエEdition)
RZ“High performance・Kalle Rovanperä Edition”
(以下、ロバンペラEdition)
TOYOTA GAZOO Racing
World Rally Team所属のドライバー
セバスチャン・オジエ選手
カッレ・ロバンペラ選手
が監修した特別なGRヤリスで、
それぞれ100台の台数限定です。
チーム/ドライバーを応援して下さる
ラリーファンに向けて
感謝の気持ちをお伝えしたいという
モリゾウこと豊田会長の想いの元開発されました。
特別仕様車の主なポイント
ポイント①各モデル専用の四駆制御モード
オジエEditionは下記の3種類です。
MORIZOモード
モリゾウがラリーを通じて開発したモード。トラクション性能と旋回性能を高い次元で両立させるため、加速時は前後輪の拘束力を最大(直結)とし、制動時は必要分だけ拘束を緩める仕様
SEBモード
オジエ選手が開発したモード。前輪の旋回性を確保しながら、後輪の駆動力による車両コントロールを可能にするため、後輪よりの前後駆動力配分とした仕様
NOMALモード
標準車両と同じモード
ロバンペラEditionは下記の3種類です。
DONUTモード
ドリフト走行やドーナツターンが得意なロバンペラ選手のため、前後輪の拘束力を最大(直結)とし、ドリフト走行時のスライドコントロール性を確保した仕様。
KALLEモード
ロバンペラ選手が開発したモード。追加装着した等速リヤディファレンシャルを最大限活かす制御により、リニアな挙動特性を実現。 コーナー進入でリヤを積極的に振り出し、脱出時にはアクセルでフロントを引っ張るような運転が可能となり、タイム短縮に寄与。
NOMALモード
標準車両と同じモード
ポイント②リヤスポイラー
オジエEditionに
新開発の軽量ラリースポイラー(CFRP製)を採用
ロバンペラEditionに
GRMNヤリスと同じ
リヤスポイラー(可変ウイング/CFRP製)を採用し
それぞれ空力特性を改善
ポイント③ボディカラー
オジエEditionは新たなマットカラー
「マットステルグレー」を採用
ロバンペラEditionは三色塗装を採用
(カッティングシート等は使用せず、
塗装のみで三色の塗分けを実現)
ポイント④細部へのこだわり
WRC優勝記念デカールを
フロントフェンダー左右に装着
各選手の出身国の国旗の色に合わせて
ステアリングホイールのステッチ色を変更
オジエ選手は
フランス(ブルー×グレー×レッド)
ロバンペラ選手は
フィンランド(ブルー×グレー)
WRCチャンピオン獲得を記念した専用プレートを
助手席前のインストルメントパネル部分に装着
ポイント⑤成約者限定の特別体験プログラム
ご購入したお客様への特典として、
下記の特別体験プログラムの提供を予定しています。
■2024年WRCラリージャパン会場における
ドライバー及びチームとのコミュニケーション
■WECマシン及びピット見学
■スペシャルステージでの観戦
■2024年シーズンWRC参戦マシンに
お客様のお名前を掲示(一部のラウンドにて実施)
特別仕様車の購入方法
群馬トヨタのGRガレージは
高崎インター近くにございますので、
ぜひこの機会にお立ち寄りくださいませ。
もっともっとGRヤリスのことが知りたい!という方は
こちらの動画で開発の想いや軌跡が紹介されています。
ぜひご覧ください。
最後までご覧いただきありがとうございました。