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車検ステッカーの貼り方は大丈夫?新しい貼り付け位置と基礎知識を解説

車検ステッカーは、車両の車検を受けたことを示す検査標章ですが、実はその貼り付け位置が令和5年7月から変わることをご存じでしょうか?この記事では、車検ステッカーの新しい貼り付け位置と、車検ステッカーについての基礎知識や豆知識、貼り方の注意点などを解説していきます。

 

この記事でわかること

  • ・車検ステッカーとは?
  • ・車検ステッカーに記載されていること
  • ・車検ステッカーの新しい貼り付け位置
  • ・車検ステッカーが剥がれてしまったら
  • ・車検ステッカーの豆知識

 

 

 

1.車検ステッカーとは?

 

車検ステッカーとは、日本の道路交通法に基づいて導入された制度で、車両の車検を受けたことを示すためのステッカーを指します。車両に貼られている車検ステッカーを見れば、車両に定められた車検を受けているかどうかを一目で確認することができます。

 

日本の車検ステッカーは、1960年代に導入されました。当初は、前面の見やすい位置に貼り付けるという決まりで、今と比較すると大判のステッカーが貼られていました。車検が切れる月が大きく中央に記載され、車検が切れる年の記載はなく、代わりに車検ステッカーの色で車検の切れる年を判断していました。

その後、大判のサイズからサイズと色合いが変わった車検ステッカーになりました。以前よりもコンパクトなサイズになったことで、運転中の視界が広くなり、さらに車検が切れる年も数字で表記されたことで、分かりやすいステッカーになりました。サイズがコンパクトになった背景には、平成16年1月から車検証と一緒に印刷されるシステムに変わり、車検ステッカーの色分けが廃止され、種類も統一されたことがあります。

 

現在の車検ステッカーは、以前の3cm×3cmサイズより少し大きくなり、デザインもシンプルになりました。

※画像はイメージです。

このように、車検ステッカーは時代ごとのニーズに応じて変化を遂げています。車検ステッカーは、交通安全のために導入された制度であり、定期的に車検を受けることによって、車の安全性を確保することが目的です。車検ステッカーに記載されている車検の有効期間が切れると、車を使うことができなくなってしまいます。車のオーナーである私たちは、有効期間を目安に車検を受けて有効期間を更新し、ステッカーを新しいものに交換することが必要です。

 

 

2.車検ステッカーに記載されていること

 

車検ステッカーには、車検の有効期間が記載されており、その他に車両の登録年や車両の種類(普通自動車、軽自動車)などの情報も表示されます。このため、車検ステッカーを見ることで、車両の基本情報を把握することもできます。

 

 

3.車検ステッカーの新しい貼り付け位置

 

国土交通省の所管法令である道路交通法では、自動車や軽自動車の場合、車検ステッカーは「前方から見やすい位置」に貼ることを定めています。令和5年7月3日(月)より、無車検運行防止対策の一環として、前方からの見やすさはもちろんのこと、運転者が車検ステッカーに表示している車検証の有効期限を確認できる位置に貼り付けることで車検の受け忘れ等を未然に防止できるように、車検ステッカーの貼り付け位置が変わります。

 

車検ステッカーの新しい貼り付け位置は、「前方かつ運転者席から見やすい位置」として、運転者席側上部で、車両中心から可能な限り遠い位置に変更になります。

 

│車外から見た新しい貼り付け位置

車外から見ると運転者席側上部の、車両中心からなるべく遠い位置に貼り付けます。

 

車外から見た貼り付け位置を拡大してみました。

 

│車内から見た新しい貼り付け位置

運転者席側から見た新しい貼り付け位置です。

 

運転者席側から見た貼り付け位置を拡大してみました。視界を邪魔せず、車検の有効期間などが見やすい位置に貼り付けます。

 

すでにドライブレコーダーやETC受信機等が貼り付けられている場合は、運転者の視野を妨げない、前方かつ運転者席から見やすい位置に貼ります。ただし、運転者席から見てインナーミラーに隠れない位置に貼り付けます。また、フロントガラス上部が着色されているものは、車外前方から車検ステッカーに記載されている情報が見える位置まで下方にずらして貼り付けます。

 

例外として、新しい貼り付け位置で運転者の視野を妨げる場合は、運転者の視野を妨げない前方かつ運転者席から見やすい位置に貼り付けることも許されています。

 

現在すでに貼り付けられている車検ステッカーに関しては、令和5年7月3日以降新たに発行する車検ステッカーから、新しい位置に貼り付けとなります。

 

詳しくは国土交通省HPをご確認ください。

自動車検査登録総合ポータル

 

 

4.車検ステッカーが剥がれてしまったら

 

車検ステッカーは貼り付け位置を法律で定められているため、正しく貼り付けることが大切です。もしもステッカーが剥がれたり、汚れたりした場合は、早めに対処する必要があります。

 

- 剥がれた場合の対処法
  1. 1.すぐに新しい車検ステッカーを取得する:車検ステッカーが剥がれた場合は、車検証と共に車検場で新しい車検ステッカーを取得する手続きを行います。
  2. 2.車検証を携帯する:車検ステッカーが剥がれてしまっても、車検証を携帯することで万が一の際は車検が切れていないことを証明することができます。
  3. 3.警察署への届け出:車検ステッカーが剥がれた場合は、警察署に届け出ることが必要です。届け出をしない場合、道路交通法違反となり罰金や免停の対象となる場合があります。

 

以上が、車検ステッカーが剥がれた場合の対処法です。手続きに不安を感じる方は、お気軽に群馬トヨタスタッフへご相談くださいませ。

 

 

5.まとめ

 

車検のステッカーは、日本の道路交通法に基づいて導入された制度であり、交通安全のために重要な役割を果たしています。そんな車検ステッカーは、車を運転する上で欠かせないものですが、貼り方や管理方法について意外に知らないこともたくさんありますよね。この記事が、車検ステッカーに関する疑問や不安を解消する一助となったら嬉しいです。これからも、車検ステッカーを正しく貼り付けて、安全にドライブを楽しんでいただければ幸いです。お困りごとがございましたら、お気軽に近くの群馬トヨタまでご相談くださいませ。

 

 

 

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