日本で唯一、群馬県のみで使用が許される
次世代小型モビリティ「G.U.M.B.A.」(グンバ)。
その使用特区に群馬県が指定されてから長き月日がながれ、
グンバは群馬県民の生活に溶け込んでいた。
念願のグンバが納車された島野マコは、
グンバ部の仲間たちとさまざまなG-モータースポーツに打ち込む日々。
そんな折、グンバ部に新たなコーチが赴任する。
全日本G-ラリー選手権の制覇に向けた、
新たなる挑戦のはじまりであった。
かつて母親がグンバに乗っていたこともあってグンバが大好き。
高崎はるな学院高校の生徒に許可されるグンバ免許早期取得と
学割制度に目がくらんで、同校に進学。
グンバ部に入部し、G-ラリーのドライバーに抜擢される。
島
野
マ
コ
馬の下半身のような形状をした4脚のパーソナルモビリティ。
「Gallop-Unit-Mobility Based on Automobile」の略語。
老若男女を問わず、群馬県内のどんな秘境でも気軽に探索できるように群馬トヨタが開発した。
装着者の脳波に感応して動くため、病気や怪我、加齢で身体機能が低下している場合でも操縦が可能となっている。
日本で唯一、群馬県のみで使用が許される
次世代小型モビリティ「G.U.M.B.A.」(グンバ)。
その使用特区に群馬県が指定されてから長き月日がながれ、
グンバは群馬県民の生活に溶け込んでいた。
G.U.M.B.A.部所属の倉賀野アキラは
走ることより整備する方が得意で、後方支援用の機体で
マコの走りをサポートしている。
高崎はるな学院高校2年生。G.U.M.B.A.部所属。
メカフェチのため、G.U.M.B.A.の機械的な美しさに惹かれて入部。
実家は家族経営の自動車整備工場「倉賀野自工」。
社長兼メカニックである祖父トシオに懐いており、
その影響で幼いころから機械いじりを趣味とする。
トシオがSUVやピックアップなどでの悪路走行を趣味としていたため、
幼いころから祖父同様に群馬トヨタRV-Parkの常連客。
現在は「梯子車体」のアイドル的存在。
免許取得と同時に憧れのクルマ「ランクル」を購入するため、日々貯金している。
はし ご しゃ たい
馬の下半身のような形状をした4脚のパーソナルモビリティ。
「Gallop-Unit-Mobility Based on Automobile」の略語
G-ラリーにおける物資輸送などを行う後方支援用の機体。
工具、スペアパーツ、医療品や食品などを搭載して
クルーの後を追って走り、クルーのG.U.M.B.Aに
トラブルがあった場合は、現場で緊急の補修メンテナンス行う。
現実世界における、ダカールラリーのカミオンクラスのような存在。
どんな状況においてもクルーを支援できるよう、
走行速度よりも走破性と耐久性が重視される。
そのため、基本的なシャシーはさらに過酷なG-バトル用の
G.U.M.B.A.と共通となっている。
G-バトルでは兵装となる拡張部が、G-ラリー支援物資の積載スペースに使用される。